WordPressは、「ブログサイト型」と「ホームページ型」の2種類のサイトを作ることを想定して作られています。「ブログサイト型」は日記や情報発信などブログを積み上げる前提、「ホームページ型」は商品やサービスをPRするLPをトップページとして作る前提のサイトです。
今回の記事では「ブログサイト型」を簡単に作る方法を紹介しています。
→はじめに|WordPressが想定している2つのサイトタイプ|【ブログサイト型】と【ホームページ型】
1. サイト設定
「外観 → カスタマイズ → サイト設定」で、まずは基本を整えます。
- サイトタイトル・キャッチフレーズを入力(検索結果やブラウザに表示され、サイトの印象を決める大事な部分です)
- ロゴを設定(なければサイトタイトルが代わりに表示されます。ロゴを入れるとサイトがプロっぽく見え、訪問者に覚えてもらいやすくなります)
→ ロゴを設定する方法はこちら - サイトタイプを「エレガント」か「ポップ」から選択(サイト全体の雰囲気が変わり、読者に与える印象をコントロールできます)
→ サイトタイプの設定はこちら

ここまでで、サイトの土台ができます。
2. メニュー設定
次に、ナビゲーション用のメニューを用意します。訪問者が知りたい情報へすぐ移動できるようにするためです。
- ヘッダーメニューの設定(サイト上部に表示され、主要なページにすぐアクセスできます)
→ ヘッダーメニューの設置方法 - フッターメニューの設定(ページ下部からも移動できるようにして、迷子を防ぎます)
→ フッターメニューの設定方法

これで訪問者が迷わずページを行き来できるようになります。
3. ヘッダー設定
ヘッダー部分では、スライダーや静止画像など、最初に目に入る「ヒーローエリア」を設定します。ここを整えるとサイト全体の第一印象が大きく変わります。

4. サイドバー設定
記事一覧の横にあるサイドバーには、よく見られる情報を入れておきましょう。訪問者が他の記事に進みやすくなります。
- 最新記事リスト(新しい記事を見つけやすくなります)
- カテゴリーリスト(興味のあるジャンルを探しやすくなります)
- 簡単なプロフィール(「誰が書いているのか」が伝わり、安心感につながります)
→ サイドバーにウィジェットを設置する方法
→ サイドバー配置の設定方法
→ プロフィール設定の方法

5. フッター設定
ページの一番下にはコピーライトを置いておきましょう。きちんとした印象を与え、サイト全体の信頼感が増します。
→ フッターの作り方

6. デザイン設定
最後に、サイト全体の色を整えます。ロゴやヘッダー画像と合わせたアクセントカラーを選ぶと、統一感が出て見た目がぐっと良くなります。
7. 記事を投稿する
準備ができたら、いよいよ記事を書きましょう。記事を公開することで、ホーム画面に一覧が並び、ブログらしくなります。
- 投稿 → 新規追加 → タイトル・本文を入力
- カテゴリーを設定して「公開」
これでホーム画面に記事が一覧で表示される「ブログサイト型」が完成します。
管理画面で「設定 → 表示設定 → 最新の投稿」にチェックを入れ、「変更を保存」しましょう。

まとめ
この順番で設定すれば、シンプルなブログ型サイトがすぐに出来上がります。
あとは記事をコツコツ増やしていけば、立派なブログに育っていきます。