2.2-3導入ガイド|「ホームページ型」

目次

WordPressは、「ブログサイト型」と「ホームページ型」の2種類のサイトを作ることを想定して作られています。「ブログサイト型」は日記や情報発信などブログを積み上げる前提、「ホームページ型」は商品やサービスをPRするLPをトップページとして作る前提のサイトです。今回の記事では「ホームページ型」を簡単に作る方法を紹介しています。

はじめに|WordPressが想定している2つのサイトタイプ|【ブログサイト型】と【ホームページ型】

1. サイト設定

「外観 → カスタマイズ → サイト設定」で、まずは基本を整えます。

  • サイトタイトル・キャッチフレーズを入力(検索結果やブラウザに表示され、サイトの印象を決める大事な部分です)
  • ロゴを設定(なければサイトタイトルが代わりに表示されます。ロゴを入れるとサイトが企業らしく見え、訪問者に覚えてもらいやすくなります)
    ロゴを設定する方法はこちら
  • サイトタイプを「エレガント」か「ポップ」から選択(サイト全体の雰囲気が変わり、読者に与える印象をコントロールできます)
    サイトタイプの設定はこちら

ここまでで、サイトの土台ができます。

2. メニュー設定

訪問者が知りたい情報へすぐ移動できるように、メニューを整えます。

これで訪問者が迷わずページを行き来できるようになります。

3. ヘッダー設定

ホームページ型では、サイトの第一印象を強く出すことが大切です。スライダーや静止画像など、ヒーローエリアを設定しましょう。

スライダー設定はこちら
静止画像の設定はこちら

4. サイドバー設定

ホームページ型でも、記事ページにはサイドバーを活用できます。

  • 最新記事リスト(更新情報を見つけやすくなります)
  • カテゴリーリスト(ブログコンテンツがある場合に便利です)
  • 簡単なプロフィール(運営者や会社の顔が伝わります)

サイドバーにウィジェットを設置する方法
サイドバー配置の設定方法
プロフィール設定の方法

5. フッター設定

ページの一番下にはコピーライトや会社情報を入れておきましょう。信頼感が増し、公式サイトらしい印象になります。

フッターの作り方

6. デザイン設定

全体の雰囲気を整えます。ロゴやヘッダー画像と調和するアクセントカラーを選ぶと、統一感が出て見やすくなります。

配色の設定はこちら

7. フロントページを作成

ここが「ブログ型」との一番の違いです。ホームページ型にするには、記事一覧ではなく専用のフロントページ(固定ページ)をトップに設定します。

手順(ざっくり)

  1. 「固定ページ → 新規追加」で「ホーム」用ページを作成
  2. 管理画面で「設定 → 表示設定 → ホームページの表示」を「固定ページ」に切り替え、「ホーム」をトップページに指定

フロントページの内容例(見出し構成)

ホームページ型にしたいときは、以下のような構成がおすすめです。

  • ファーストビュー(キャッチコピー+メインビジュアル)
    例:「あなたの暮らしを彩るデザインを」など
  • サービス紹介セクション
    • サービス1(画像+短い説明)
    • サービス2
    • サービス3
  • 実績・お客様の声
    簡単な事例やレビューを掲載
  • 会社概要/プロフィールへの導線
    「詳しくはこちら → 会社概要ページへ」
  • お問い合わせボタン
    目立つ位置に設置し、行動を促す

このように固定ページを組み立てていけば、「会社やお店の顔」として機能するホームページになります。

まとめ

この順番で設定すれば、シンプルなホームページ型サイトがすぐに出来上がります。
あとは必要なサービス紹介や問い合わせページを整えて、訪問者に伝わりやすいサイトへ育てていきましょう。

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